AIアプリを無料で配るだけで終わらせない|980円ガイド+5000円レクチャーを考えた理由

AIアプリを無料で配るだけで終わらせない|980円ガイド+5000円レクチャーを考えた理由 海外AI・ビジネス

私はAIを使ってリアルタイム通訳アプリを形にしたあと、次に考えたのが「これをどう商品にするか」でした。

AIで小さなアプリを作れるようになると、無料で配ること自体は簡単です。

ただ、実際に使う人からすると、アプリそのものよりも「どう使うのか」「自分でも設定できるのか」「分からないときに聞けるのか」の方が重要になることがあります。

そこで私は、アプリ単体に高い価格を付けるのではなく、自分で試したい人向けの低価格ガイドと、導入で詰まりたくない人向けのオンラインレクチャーに分ける案を考えました。

具体的には、ガイドを980円、オンラインレクチャーを5000円程度にする案です。

小さなAIアプリを商品化するときは、コードそのものではなく、「自分で使える」「導入で詰まらない」「質問できる」といった価値を分けて価格を考えています。

AIアプリは「コード」より「使える状態」に価値を付ける

AIでアプリを作ると、「このコードはいくらで売れるか」と考えたくなります。

ただ、小さな実用アプリでは、コードそのものより使う人が自分で使える状態まで進めることに価値が出ると考えました。

私が分けたかった価値は、次の3つです。

  • すぐ使える:何をすれば使い始められるか分かる
  • 自分でも再現できる:手順を見ながら自分で設定できる
  • 分からないときに聞ける:個別に詰まりを解消できる

この3つを全部ひとつの商品へ入れるのではなく、利用者の必要度に応じて分ける方が自然だと感じました。

980円のガイドは、自分で試したい人向けの入口にする

まず考えたのが、980円程度のガイドです。

対象は、「とりあえず自分で試してみたい」「手順が分かれば自分でできそう」という人です。

低価格にすることで、最初から高額なサポートを申し込まなくても試せます。

ガイド側で伝えるのは、たとえば次のような内容です。

  • どういうアプリなのか
  • どう使い始めるのか
  • 最初にどこを設定するのか
  • 日常でどう使うのか

「まず自分でやってみたい人」が迷わず始められることを、この価格帯の役割として考えました。

5000円のレクチャーは、設定で詰まりたくない人向けにする

一方で、同じアプリを使いたくても「自分で設定するのは不安」「途中で詰まる時間を減らしたい」という人もいます。

そうした人向けに考えたのが、5000円程度のオンラインレクチャーです。

ここでは単にガイドを読み上げるのではなく、実際の設定や導入を一緒に確認できることに価値があります。

自分で調べればできる内容でも、分からないところをその場で聞ければ、導入までの時間は短くできます。

同じ情報でも、個別に見てもらえると価値は変わる

ガイドとレクチャーで扱う情報が大きく違う必要はないと考えています。

違うのは、情報そのものではなく、その人の状況に合わせて一緒に確認できるかです。

たとえばガイドなら「この順番で設定してください」と説明します。

レクチャーなら、その人の画面を見ながら「ここで詰まっている」「この設定が違う」と個別に確認できます。

同じ知識でも、自分で進める商品と、一緒に進める商品では価値の感じ方が変わる。 ここを分けて設計しました。

問い合わせ先は増やしすぎず、既存導線へまとめる

商品を作ると、専用フォームや専用ページ、専用チャットなどを増やしたくなります。

ただ、商品数が少ない段階では、導線を増やすほど管理も増えます。

私は、専用の問い合わせ経路を何個も作るより、すでに使っている問い合わせやLINEへ集約する方が運用しやすいと考えました。

売る仕組みを複雑にするより、まず「興味を持った人が迷わず質問できる」ことを優先する方が、小さい商品には合っています。

980円・5000円は正解ではなく、価値を分けるための案

ここで出した980円と5000円は、AIアプリならこの価格が正しいという意味ではありません。

私がリアルタイム通訳アプリを商品化するとしたら、「自分で進める人」と「一緒に進めたい人」を分けるために考えた価格案です。

アプリの内容、対象者、サポート時間、導入の難しさが変われば、価格も変わります。

重要なのは金額そのものではなく、何に対してお金を払ってもらうのかを分けることです。

まとめ:小さなAIアプリは導入・学習・サポートを分けて売れる

AIで小さなアプリを作れるようになると、「無料で配るか、有料で売るか」の二択で考えがちです。

私はその間に、いくつかの商品を分けて考えるようになりました。

  1. アプリそのものを使える状態にする
  2. 自分で試したい人向けに低価格ガイドを用意する
  3. 設定で詰まりたくない人向けに個別レクチャーを用意する
  4. 問い合わせは既存導線へまとめる

小さなAIアプリほど、コードそのものより「導入」「学習」「サポート」を分けて商品化しやすい。 私はリアルタイム通訳アプリを作ったあと、そう考えるようになりました。

このアプリを最初に約30分で形にしたときの考え方は、AIで実用アプリを30分で形にして分かったこと|先に決めるべきはコードではなく使い方で説明しています。

また、スマホのホーム画面からすぐ使える状態にした理由は、AIで作ったWebアプリをスマホで使いやすくする|PWA化してホーム画面に置いた理由で紹介しています。

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